蓮華付春日
位牌の大きさの選び方
会津塗り位牌の中にも塗りのランクがあります。当店では塗位牌を大きく3つのランクに分けてご紹介しています。
普通塗り
サイズ
日本古来のデザインの基本である直線を基調として、すっきりとしたお位牌です。台座に蓮華をモチーフとし、故人様に蓮華の上に座っていただくイメージに仕上げてあります。漆工芸専門の職人が、ひとつひとつ真心を込めて仕上たお位牌でございますので、光沢、質感、仕上げの丁寧さにおいて、すばらしい仕上げとなっております。代々受け継ぎ末永くおまつりいただき、時が経つほどにその価値をお分かりいただけることと思います。【商品の仕様】●サイズ:2.5寸 : H130 × W69 × D30mm3.0寸 : H149 × W73 × D33mm3.5寸 : H170 × W80 × D37mm4.0寸 : H191 × W94 × D41mm4.5寸 : H212 × W100 × D44mm5.0寸 : H233 × W108 × D47mm5.5寸 : H255 × W118 × D52mm6.0寸 : H279 × W132 × D56mm7.0寸 : H323 × W150 × D65mm●塗り:本漆・黒塗り●装飾:本金粉仕上げ●生産:日本【文字入れについて】お位牌への文字彫り代金(1名分)を含んでおります。文字彫り加工を含め通常約7~10日前後でお届けとなります。
上塗り位牌と素材はほぼ同じですが、塗りの手間が2/3程度なため、比較的安価に作成できます。呂色や上塗り位牌のようなツヤはありません。
漆を「塗っては磨き、塗っては磨き」を幾度となく繰り返し、塗面を平滑・堅牢で鏡面の様な仕上げとする最上位の技法です。作業別に見ると20もの工程に分かれ、職人が手間とまごころをこめて作り上げた最高級の塗位牌です。他の塗り方と比べると価格は高くなりますが、何十年もの永い間おまつりできる位牌として自信をもっておすすめできます。
(3)普通塗り
(1) 呂色塗り
呂色塗りは、漆を「塗っては磨き」「塗っては磨き」を幾度となく繰り返し塗面を平滑・堅牢にしツヤ上げで鏡面の様な仕上げとする技法です。サメがけ ・ 本地固め ・ 研磨 ・下地 ・下地研磨 ・ 下地 ・ 下地研磨 ・ 下地 ・ 下地研磨 ・ 下塗 ・ 下塗研磨 ・ 中塗 ・ 中塗研磨 ・ 呂色塗 ・ 呂色研磨(炭研磨) ・ 呂色研磨 ・ 胴擦り ・拭き漆2回 ・艶上げ2回 #12316;と大きく20工程をへて完成します。最高級の塗りといって良いでしょう。
塗り
呂色塗りに次ぐ塗り方です。呂色塗よりは少なくなりますが、こちらも12工程を経て仕上がります。見た目は呂色位牌のように艶のある仕上がりで、熟練した塗師が手間暇をかけて丹念に仕上げています。価格も手ごろなため、多くのお客様にお選びいただいているランクです。
400年の歴史を持つ伝統工芸 会津塗りのお位牌
位牌のご注文について
材料乾燥・・・・・6ヶ月#12316;1年 木地加工・・・・・1ヶ月 彫刻・・・・・・・1ヶ月 塗り・・・・・・・1ヶ月 加飾(装飾) ・・・・半月 もちろん何本かの位牌を同時進行で作成していくのですが、機械による大量生産ではなく熟練した職人の手によって作られるため、1本の会津位牌が完成するまでに約1年もの時間がかかります。非効率かもしれませんが、何十年もおまつりできる素晴らしい位牌を作るためには、これだけの手間暇をかけて作る必要があるのです。
(2)上(じょう)塗り(呂花塗)
位牌は先祖の位牌よりも「札丈」が低いものを購入するのが慣わしです。既にお位牌をおまつり頂いている場合はそのお位牌よりも小さなサイズのお位牌をお選び下さい。